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たびのくまたちⅡ―スペイン編―

  • 執筆者の写真: 千葉正樹
    千葉正樹
  • 7月29日
  • 読了時間: 2分
ホテルで金貨(チョコレート)をもらって大喜びの左からチール、チャチャイ、ファニート。
ホテルで金貨(チョコレート)をもらって大喜びの左からチール、チャチャイ、ファニート。

スペイン、セビーリャのホテル、アルフォンソで、かみさんはメイドさんに手紙を書いた。くまが金貨チョコをほしがっている。結果、くまたちは金貨に埋もれた姿で待っていた。

ファニートは一生懸命、お礼の手紙を書いた(かみさん代筆)。
ファニートは一生懸命、お礼の手紙を書いた(かみさん代筆)。
チールのお昼はフリトス・マリスコス(魚介類のフライ)。
チールのお昼はフリトス・マリスコス(魚介類のフライ)。
チール、メロンを完食。
チール、メロンを完食。

チールは食卓によく招かれる。手のひらサイズの大きさがちょうどいい。私のカメラバッグでは望遠レンズを入れるスペースにわずかに隙間があって、そこがチールの「巣」になった。

チャチャイだって負けてはいない。チールとフライドポテトを間に談合中。
チャチャイだって負けてはいない。チールとフライドポテトを間に談合中。
アロス・コン・レィチェ(お米のプディング)もふたりで。
アロス・コン・レィチェ(お米のプディング)もふたりで。
アルハンブラ宮のアービングが泊まったという部屋で、チールとチャチャイは語り合う。
アルハンブラ宮のアービングが泊まったという部屋で、チールとチャチャイは語り合う。

旅に小さなくまを連れていくようになったのは、かみさんのほんの思いつきだったが、そのうち被写体として欠かせない存在になった。文化財を撮りたい私にとっては、手頃なスケールになってくれる。昔はボールペンを写し込んで、大きさを表現していたっけ。チールは座ったときの身長(むかしは座高という検査項目があった)がちょうど10センチ、チールを写し込んでおけば巻き尺はいらない。

また、街ゆく人たちは、一生懸命くまを撮っている私たちに好意的である。上の写真ではチャチャイの頭の上に写った方は、確かに笑っている。

そうだ、くまは可愛いのだ!今の本物のクマが巻き起こしている騒動は悲しい。少々肩身が狭くなったが、私のスマホにはかみさんがデザインしたくまのシールが貼ってあり、マスクにもチャームとして小さなくまのシールを貼り続けている。かみさんに感化された面が大きいけれども、くまたちは私とともに居続けている。

写真は2006年9月と2012年8月。どちらの時もグラナダでアルハンブラ宮附属のパラドール(スペイン国営のホテル)に長く滞在した。


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